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【億り人ヤクザ】仮想通貨が新たな暴力団のシノギに | 仮想通貨の最新情報をお届けします!


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指定暴力団は全国に24団体あるが、
山口組系3派は全国に名の通った
暴力団といえる。

 

 

 

■オモテが陰ればウラも陰る
国民の消費が減っている時代、彼らは
何を資金源にしているのか。
組長など上層部だけは傘下組員による
月会費(上納金)で富裕な生活を送れて
いる。
前々から上層部の周りにはヤクザが
「社長」、「ダンベエ」などと呼ぶ中小
企業の経営者や、料飲店、風俗店、
パチンコホールなどのオーナーが取り巻
いている。
彼らは芸能人やスポーツ選手の後援者と
同様、スポンサーとしてスター・ヤクザを
育ててきた。
ところが今はヤクザに金を出したくても、
出せない事情がある。
1つは全国で施行されている暴力団排除
条例で暴力団への「利益供与が禁止」
されたからだ。
違反すれば暴力団の名ばかりか、自分の
企業名まで公表される。

 

さらに企業に対する税務調査が強化され、
「遊び金」が捻出しにくくなった。
ヤクザに対して金融機関を利用する振込
は成立しない。
後に証拠を残すからだ。
渡すのは現金と決まっているが、この現金
のひねり出しが難しい。

 

 

税務上、「損金」扱いできれば出しや
すいが、現金渡しでは名目が立たず損金
にしにくい。
よってヤクザに流入する資金量が細って
いる。
ただ「伝統的資金源」とされる覚醒剤の
密輸入と密売だけは辛うじて利益が見込める。
「今、財布に50万円も入れているのは
覚醒剤に触っているヤクザだけ」
といわれるほどだ。
■カタギには怖くてカネは貸せない
日本の覚醒剤の流通はほぼ100%暴力団が
仕切っている。
彼らは外国人が密輸した覚醒剤でも
お構いなく流通を一手に引き受けている。
所属団体の枠にとらわれず、「荷」を
組織横断的に融通し合って密売のネット
ワークに乗せているのだ。
もちろん表向きは山口組も組員に対して
覚醒剤に触ることを禁じている。
だが、近年は「個人使用はダメだが、
シノギにする分には目をつぶる」程度に
軟化している。
背に腹は代えられないからだ。
同じく「伝統的シノギ」とされる賭博では、
インターネットカジノや闇カジノがまあまあ
という。
ネットカジノでは従来、代理店の関係で
山健組(神戸山口組)と弘道会(六代目
山口組)が強いとされている。
他の野球賭博や競輪・競馬のノミ行為、
賭場の開帳などはほとんど死語に等しく
なった。
野球賭博などでは携帯電話やスマホで
注文を受けるため、賭け金の集金が難しく、
取りはぐれが増えている。
同じ理由で高利の金貸し(マチ金や
ヤミ金)も貸し倒れが多く、

 

彼らの間では「ちょっと追い込みを
きつくすると、奴らは警察に駆け込む。

 

 

 

怖くてカタギに金は貸せない」といわれる。

 

 

建設関係では解体業や人材派遣、前捌き
などにわずかに商機が残るが、下請けや
孫請けからは暴排条例の影響でおおよそ
排除されている。
10年ほど前から暴力団に入らない犯罪
グループ、半グレ集団が増えてきた。
彼らはヤクザに近づけば毟られるだけと
心得、暴力団と一線を画して来たが、
半グレの中には暴力団にケツモチ(後見)
を頼むリーダー層もいる。
■「億り人」になったヤクザも
総じてITやスマホなどを使った新しいシノギ
を見つけ出すのは半グレが得意である。
例えばオレオレ詐欺や危険ドラッグの製造・
販売、金塊の海外買付・密輸入、ビット
コインなど仮想通貨の販売などは全て
半グレの創建になる。
彼らは高齢化が著しい暴力団とちがって
年齢も若く、ITに習熟し、海外からの情報、
もうけ手法の入手も早い。
近年、暴力団もこれらの新シノギを半グレ
に習い、あるいは半グレを傘下に加えて
参入する例がある。
ごく少数だが、ビットコインで「億り人」
(1億円以上の利益)になったヤクザもいる。
だが、半グレによる新シノギの創出も
このところ頭打ちで、金塊密輸の次に続く
シノギが出て来ない。
当然、暴力団の側にも率のいい新シノギが
なく、総じていいダンベエがいないか、
各派とも血まなこで探している。

 

 

資金力の差は当然、3派の消長に関わる。
一番資金に恵まれているのは六代目山口組、
2番目は神戸山口組、末席が任侠山口組、と
見るのは衆目が一致していよう。
分裂前、六代目山口組は上納金の高さで
知られ、100人前後いる直系組長たちから
1人当たり月100万円前後を集金していた。
神戸山口組はこれを批判して叛旗を翻し、
自派の上納金は月10~30万円と定めた。
が、傘下の山健組だけは別枠で「登録料」を
徴収、抱える組員1人当たり月1万円
(子分20人を抱えていれば月20万円)
を徴収していた。
任侠山口組は神戸山口組を旗揚げした
大義がなくなると、若手を中心に「神戸」
を割って出て「任侠」を創建、月会費は
一律5万円と定めた。

 

 

 

■「金がなくても続けられる」組織目指す任侠
こうした月会費だけを見ても、任侠が低額
なのは自明だが、その上に過去の資金蓄積
の差、組織についている社長やダンベエの
差がある。
ひとことでいえば、六代目山口組は金持ちで、
任侠は貧しい。
あえて任侠の優位点を挙げれば、他の2派
より若手が多く、リーダー層で比べれば、
20歳は年齢差があることである。
10年後を考えれば、六代目、神戸とも80代、
任侠はようやく60代だから、将来的に任侠
の余命が長くなるのは自明だろう。
任侠は「金がなくてもヤクザを続けられる」
組織を目指し、上が下からのカネで食う事
を否定している。
織田絆誠は代表であって、他派のように組長
ではない。
親子盃をせず、組織は横並びを基本とする。
経費節減のため、他団体との交際はやりたい
者が行い、団体としては交際しない。
また半グレ集団が行っているオレオレ詐欺
などに対しては、「年寄りをだます行為は
男として胸を張れるシノギか」と問い半グレ
たちを善導しようとしている。
暴力団が抱える経済苦境を打開する方法の
1つとして、半グレの活用があるわけだが、

 

任侠は善導するつもりぐらいだから、
金儲けのツールとして半グレを考えていない。
ただ半グレたちの人気は高く、「ゲソを
つけたい」(入りたい)と訪ねる若者は
多いと聞く。
任侠はその多くを組員としてではなく、
半グレのまま別組織で受け入れる。
法律的に暴力団は不利益の固まりなのに対し、
半グレはほぼ一般人と同じに扱われる。

 

 

 

半グレがその優位さをわざわざ捨て去る
ことはないとの考えからという。

 

 

 

「3つの山口組」の帰趨は?

 

 

3派の対立は今後どう展開するか。

正直なところ判断は難しい。

 

 

 

おそらく六代目山口組の高山若頭が来秋
出所しても、効果的に他の2派を征圧、
あるいは再統合できないのではないか。
山口組の分裂は高山若頭が服役してから
始まったことであり、服役中に山口組と
ともに、背景となる時代も動いている。
辣腕で鳴った高山若頭だが、おそらく彼に
しても変化には対応できまい。
山口組3派は等しく沈下していくにしろ、
新時代の暴力団を模索していることは間違い
ないからだ。

 
itmediaビジネスより引用