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【9月8日】ビットコイン大規模アップグレード | 仮想通貨の最新情報をお届けします!


テーマ:仮想通貨

仮想通貨業界は、まだ歴史が浅いにも
関わらず、その革新的なブロックチェーン
技術も含め、ここ数年間で大きく注目
される産業の一つとして捉えられており
特に元祖仮想通貨とも称されることのある
ビットコイン(BTC)は、数ある仮想通貨
の中でも頭一つ抜きん出た存在感を
放っています。

 

 

実際にビットコイン先物の開始や
ビットコインETFの検討など、メイン
ストリームへの進出を最も進めています。

 

 

顧客体験に焦点を当てた仮想通貨関連の
サービスやツールも台頭してきてはいます
が、実際そのビットコインを消費者が使用
するには未だ技術的に難解な部分が多く
敷居が高いままになっているのが現状で
あると言えるでしょう。

 

 

そんな中、ビットコインの基盤となる
オープンソースソフトウェアである
ビットコイン・コアにおいて、17回目
となる新たな大規模アップグレードが
9月8日に行われることが明らかになりました。

 

 

◆「新言語」の追加
中でも注目されているアップグレードは
過去にSegWitをはじめとするビットコイン
を劇的に発展させてきた開発者の1人である
Pieter Wuille氏によって提案された新しい
”言語”の追加でしょう。

 

 

現時点で、ユーザーが鍵を一つの
ウォレットから、もう一つのウォレット
に送付する際などに、他の人にどのような
送金が行われたかなど、重要な情報を失って
しまう恐れがありました。

 

 

この問題は、ほとんどの取引において
大した問題ではありませんでしたが
マルチシグなど複数人が関与する取引が
普及するに連れて、その解決策の必要性が
高まってきているのが現状です。

 

 

しかし、今回のWuille氏からの提案
によってユーザーは(公開鍵、秘密鍵
を含む)ビットコインの鍵を”貯金用”
や”募金”などのようにラベル付け
できるようになり、”ウォレットの概念
を変えることができる”とChaincodeの
エンジニアであるJohn Newbery氏は
主張しました。

 

 

◆PSBTの採用
さらに、新しい”言語”の追加に加え
コミュニティ内の開発者であるAndrew
Chow氏が提案したPartially Signed
Bitcoin Transactions(PSBT)の採用
も今回のアップグレードによって見込
まれています。

 

 

このPSBTによって、ユーザーはプロトコル
を通してオフラインでの取引を行うことが
でき、ビットコインネットワークに即時公開
せずに署名をすることができるようになるのです。

 

 

そして、ビットコインを保管するのに
最も安全な方法として、市場には多くの
ハードウェアウォレットが存在して
いますが、そのどれもが全てのソフト
ウェアウォレットとの互換性がないため
不便であるとされていました。

 

 

よって、ハードウェアのセキュリティ
および、ソフトウェアウォレットの利便性
を持ち合わせたウォレットの実現が求め
られているのです。

 

この実現に向けChow氏は以下のように
言及しました。

 

PSBTは、ビットコイン・コアがより容易に
ハードウェアウォレットのサポートを行える
ようにし、物理的に隔離されたオフライン
ウォレットの設定も向上させる。
私は、PSBTを使用して、ビットコイン・コア
におけるハードウェアウォレットのサポート
を推し進めている最中である。

 

 

この他にも、今回の大規模アップ
グレードには、既述の新しい”言語”
PSBT以外にも、スケーラビリティを
大幅に向上させ、取引手数料も減少
させることを可能にしたCoin Selection
など複数の変更点が含まれており
さらなる利便性を持つビットコイン・コア
になることが期待されています。

 

 
CoinPostより引用