「毎回やっている作業をもっと簡単にできないかな?」
「自分だけが使う小さな便利ツールを作ってみたい」
「でも、プログラミングなんてできない……」
そんなときに活用できるのがClaude Codeです。
Claude Codeを使えば、プログラミング初心者でも、
「こんなツールが欲しい」
と日本語で相談しながら制作を進めることができます。
しかも、最初から販売するような本格的なサービスを作る必要はありません。
まずは、自分だけが使う小さなツールから作ってみるのがおすすめです。
この記事では、Claude Codeを使って自分専用ツールを作る基本的な流れを、初心者向けにやさしく解説します。
そもそも「自分専用ツール」って何?
ここでいう自分専用ツールとは、自分の作業を少し便利にするためのプログラムのことです。
たとえば、こんなものがあります。
- 文章の文字数を数えるツール
- 長い文章を決まった形式に整えるツール
- 画像サイズを変更するツール
- ファイル名をまとめて整理するツール
- 入力した文章から定型文を作るツール
- よく行う作業をボタン一つで実行するツール
これまでなら「専用ソフトを探す」ことが多かったかもしれません。
Claude Codeを使えば、自分が欲しい機能に合わせて作るという選択肢も出てきます。
最初から難しいツールを作る必要はない
Claude Codeを使えるようになると、いろいろなものを作りたくなるかもしれません。
しかし初心者の場合は、最初から複雑なシステムを作る必要はありません。
まずは、
「入力した文章の文字数を表示する」
くらいのシンプルなツールでも十分です。
大切なのは、
自分が指示したものが実際に動く
という体験をすることです。
STEP1|普段の作業から「面倒なこと」を探してみよう
まず、どんなツールを作るのか考えます。
難しく考える必要はありません。
普段パソコンを使っていて、
- 毎回同じ操作をしている
- 何度もコピー&ペーストしている
- 同じ形式の文章を何度も作っている
- ファイル整理に時間がかかる
- 毎回計算している
といった作業がないか考えてみましょう。
こうした「ちょっと面倒」が、自分専用ツールのアイデアになります。
STEP2|今回は簡単なツールを作ってみる
今回は例として、
「入力した文章の文字数を数えるツール」
を作ることにします。
必要な機能はシンプルです。
- 文章を入力できる
- ボタンを押せる
- 文字数が表示される
これだけです。
最初は、このくらい小さなツールから始めると分かりやすいでしょう。
STEP3|ツール専用のフォルダを作る
次に、ツールのファイルを保存するためのフォルダを作ります。
たとえば、
my-tool
という名前にします。
このフォルダが、今回Claude Codeに作業してもらう場所になります。
Webサイトを作る場合と同じように、作るものごとに専用フォルダを用意すると管理しやすくなります。
STEP4|Claude Codeを起動して相談する
作業フォルダへ移動してClaude Codeを起動します。
そして、いきなり作業させるのではなく、まず相談してみましょう。
プログラミング初心者です。
入力した文章の文字数を数えられる簡単なツールを作りたいです。
文章を入力する場所と、文字数を表示する機能が欲しいです。
できるだけ簡単な構成にしてください。
まず、どのように作るのか初心者向けに説明してください。まだファイルは作らないでください。
このようにお願いすれば、Claude Codeから作り方を提案してもらえます。
STEP5|分からない言葉が出たら質問する
Claude Codeから説明を受けると、知らない言葉が出てくることがあります。
そんなときは、そのまま質問しましょう。
すみません。その言葉の意味が分かりません。初心者向けにもっと簡単に説明してください。
と伝えて構いません。
すべてを理解したふりをして進める必要はありません。
分からないことを、その場で聞けるのもClaude Codeの便利なところです。
STEP6|内容を確認したら作ってもらう
Claude Codeから提案された内容に問題がなければ、実際に制作をお願いします。
その内容で作ってください。
初心者でも使いやすいように、シンプルで分かりやすい画面にしてください。
Claude Codeが必要なファイルを作成していきます。
自分で一行ずつプログラムを書く必要はありません。
STEP7|実際にツールを動かしてみる
Claude Codeが制作を終えたら、実際に動かしてみましょう。
確認方法が分からない場合は、
作ったツールを実際に使ってみたいです。次に何をすればいいですか?
と聞けば大丈夫です。
Claude Codeに現在の状態に合った確認方法を教えてもらいます。
STEP8|実際に文字を入力して確認する
ツールが表示されたら、適当な文章を入力してみます。
そして、文字数が正しく表示されるか確認します。
ここで重要なのは、Claude Codeが「完成しました」と言っただけで終わらせないことです。
実際に自分で操作して、
- ボタンが動くか
- 文字数が表示されるか
- 入力した文章がおかしくならないか
- 画面が見やすいか
などを確認しましょう。
STEP9|使いにくいところを修正してもらう
実際に使ってみると、改善したい部分が出てきます。
たとえば、
入力欄をもう少し大きくしてください。
あるいは、
文字数をもっと大きく表示してください。
とお願いできます。
さらに、
「入力した文字数:○○文字」という表示にしてください。
というような細かい修正もできます。
ツールは会話しながら育てていけばいい
最初からすべての機能を考える必要はありません。
まず簡単なものを作り、実際に使ってから機能を追加していけば大丈夫です。
たとえば文字数カウントツールなら、あとから、
- 文章をコピーするボタンを追加する
- 文章を全部消すボタンを追加する
- 文字数だけでなく行数も表示する
- 入力した文章を保存できるようにする
といった機能を追加できます。
これもClaude Codeに日本語でお願いできます。
「こんな機能を追加できる?」と相談してみよう
自分で方法が分からなくても問題ありません。
Claude Codeに、
このツールをもっと便利にしたいです。初心者でも使いやすくなる機能をいくつか提案してください。
と相談することもできます。
提案されたものの中から、必要な機能だけ選べばよいのです。
Claude Codeで作れる自分専用ツールの例
文字数カウント以外にも、さまざまなツールを考えられます。
文章を整えるツール
入力した文章を決まった形に整えるツールです。
毎回同じ形式の文章を作る仕事などで活用できます。
画像サイズ変更ツール
画像を指定したサイズに変更するためのツールです。
ブログやSNSなどで毎回同じ画像サイズを使う場合に便利です。
ファイル整理ツール
決まったルールでファイル名を変更したり、ファイルを整理したりするツールです。
大量のファイルを扱う場合に役立つ可能性があります。
定型文作成ツール
必要な情報を入力すると、決まった形式の文章を作ってくれるツールです。
メールや案内文など、似た文章を何度も作る場合に便利です。
簡単な計算ツール
よく使う計算を自動で行うツールも作れます。
数字を入力してボタンを押すだけで結果が表示されるようにすれば、毎回電卓で計算する手間を減らせます。
自分専用だからデザインも自由
自分だけが使うツールなら、一般のお客様向けサービスほど見た目にこだわる必要はありません。
たとえば、
- ボタンを大きくする
- よく使う機能だけ表示する
- 自分が分かりやすい名前を付ける
- 余計な機能を入れない
といった作り方ができます。
自分にとって使いやすいことを優先できます。
自分のパソコンだけで使う方法もある
作ったツールを、必ずインターネット上に公開しなければならないわけではありません。
用途によっては、自分のパソコンだけで使うこともできます。
つまり、
「誰かに販売するサービス」
ではなく、
「自分の仕事を楽にするためだけのツール」
として使うこともできます。
公開する場合は別の注意が必要
自分だけで使っていたツールをインターネット上へ公開する場合は、注意することが増えます。
たとえば、
- 個人情報を安全に扱えているか
- パスワードなどが外から見えないか
- 他人が使っても問題が起きないか
- 利用するサービスのルールに違反していないか
などです。
特に他人の情報を保存するようなツールは、初心者の練習用ツールとは別に考える必要があります。
大切なファイルを扱うツールは慎重に
Claude Codeを使えばファイルを整理するようなツールも作れます。
ただし、ファイルを削除・移動・上書きするツールには注意が必要です。
最初は大切なファイルではなく、コピーしたテスト用ファイルなどを使って動作確認しましょう。
いきなり仕事の重要なデータで試さないことが大切です。
初心者におすすめの作り方
最初は次の順番がおすすめです。
- 自分が面倒だと思っている作業を見つける
- 小さな機能を一つ決める
- Claude Codeに作り方を相談する
- まず簡単なものを作ってもらう
- 実際に自分で使ってみる
- 不便なところを修正する
- 必要になった機能だけ追加する
最初から完璧なツールを設計する必要はありません。
Claude Codeへの指示例
何とお願いすればいいか分からない場合は、次のような形から始められます。
自分専用の簡単なツールを作りたいです。
やりたいことは「○○」です。
私はプログラミング初心者です。
できるだけ簡単な構成にしてください。
まず、どのようなツールにすればいいか提案してください。
まだファイルは作らないでください。
内容を確認して問題なければ、
その内容で作ってください。作業後に、使い方を初心者向けに説明してください。
と進められます。
まとめ|「自分が欲しいもの」を作れるのがClaude Codeの面白さ
これまでは、便利なツールが欲しいと思ったら、すでに存在するサービスを探すことが一般的でした。
しかしClaude Codeを使えば、
「自分が欲しいなら、自分用に作ってみる」
という選択肢が生まれます。
最初から大きなサービスを作る必要はありません。
文字数を数える。
文章を整える。
画像サイズを変更する。
毎回行っている作業を少しだけ楽にする。
そんな小さなツールでも十分です。
そして実際に使ってみて、
「ここも便利にしたい」
と思ったらClaude Codeに追加でお願いしていきます。
この繰り返しによって、自分の仕事や作業に合ったツールへ少しずつ育てていくことができます。
次の記事では、
「Claude Codeで文章・ブログ記事を作る方法」
として、Claude Codeを文章作成やブログ制作に活用する方法を初心者向けに紹介します。
